ジェフ・ブリッジス
『サンダーボルト』のライトフット役で若手演技派のトップに踊り出たジェフだが、なぜかその後は低迷しました。
『スターマン』の宇宙人役で名を上げることになるのですが、あまり感心を得ない人もいたようです。
たしかに彼らしいデリケートな演技で泣かせましたが、映画自体どこか散漫だったせいか、大向こう受けの演技にとどまっていたと言う印象をもたれたようです。
この作品より、余り話題にはならなりませんでしたが『800万の死にざま』の方が、ずっとジェフの魅力を生かしていました。
ジェフが演じたのは、アル中のため世間からの離脱を余儀なくされる私立探偵で、禁酒会のメンバーに入ったりするのがおかしかったです。
ジェフは拳銃を持つと手が震えるというはなはだかっこ良くない探偵を、うまく演じていました。
ジェフは一見健康二枚目タイプなのだが、ふっと弱々しげに見える一瞬があります。
ニコニコ笑っていても何やら自嘲っぼくて、実はオレってダメな男なんだ、と言っているような感じがしました。
その細い目は、人生や社会や男の何たるかを見てしまったような戸惑いに満ちています。
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